コシヒカリ発祥の地の米どころ。それぞれの地域にあった農法で、おいしい米づくりにこだわっています。転作で本格的に始まった大豆栽培は、長岡農業の柱のひとつ。2年連続で農林水産大臣賞を獲得している凄腕農家さんが集まる地区もあります。そして、夏は蒸し暑く、冬は雪深い気候で育まれる野菜の数々。個性的な野菜も、定番の野菜も、長岡で採れたものはやっぱり、おいしい。地場の野菜は、地元の直売所やスーパーの地場産コーナー、飲食店、学校給食でも提供されています。
どんな気持ちで作っているのでしょう。地元で野菜を生産・販売している農家さんの声を少しだけ紹介します。
野菜を直接納入する地元スーパーや直売所で、お客さんが名前をみて野菜を選んでくれるのが励みになる。喜んでるお客さんの顔を思い浮かべて、毎日野菜と向き合っています。
ナカムラ農産(株)代表中村さん本物の味を提供したい気持ちで野菜や米を生産し直売もしています。子供達の為に遠方から買いに来たという話を聞くとやりがいがあります。選ばれるものを作っていきたい。
清造農園さん中越地震のとき食べ物が近くにある心強さがありました。そうゆうのを守るのが地元の農業かと思います。子供達の世代も地元のものがちゃんと食べられるようにしたい。
駒村さんコシヒカリ発祥の地、米どころ長岡。それぞれの地域に合った農法で、おいしい米づくりにこだわっています。有機・特別栽培米生産量全国第1位、米の生産量(作付面積)全国第3位全国トップクラスの生産量を誇る米どころ長岡を支える生産者は、認定農業者で約1,100人。米作りをしている生産者は、なんと5,000人以上。長岡市の人口は273,881人なので、50人に1人以上が米農家なんです。市内では、子供たちが泥んこになって楽しむ「田植えまつり」や「稲刈りまつり」などの米作りに親しむイベントが開催されたり、多くの小学校5年生では、学校田を使った栽培授業があるほど米づくりが身近な地域です。
金匠について
毎年開催している長岡うまい米コンテスト、約300点の応募の中から選ばれた上位約20名の匠の技を持つ生産者による渾身の逸作「ながおかこしひかり 金匠」が誕生しました。
現在は16品目が長岡野菜ブランド協会から認定されています。
詳細は長岡中央青果株式会社(長岡野菜ブランド協会事務局)ホームページをご覧ください。
(http://nagaokachuoseika.co.jp/nagaoka-vegetables/about/)
*長岡野菜は、長岡市内の生産者・消費者・農業団体や流通業者によって設立された「長岡野菜ブランド協会」により次の基準で認定された野菜です。
1.古くからあって長岡でしか食べられないもの
2.どこにでもあるけど長岡で作るとおいしいもの
3.新しい野菜だけど長岡で独特な食べられ方をしているもの