夏の田んぼ

2016.07.20
のイメージ

すっかり夏になった長岡です。
6月頃はそよそよとさわやかな芝生のようなイネでしたが、今では茎も太くな って、なんだかシャキッとした印象です。
もしや・・・と思って、近くで見たら、イネの花がついていました!早生品種のお米ですね。

イネの花(穂についていてる小さいものが花!)は短命で、開花時間は2~3 時間くらい。風に揺れるだけで簡単に受粉できるから、他の花のように、キレイな色も甘い蜜も必要ないのだそうです。地味でもいいんですね。 受粉が終わると、胚という部分が太って、お米になります。

お米といえば、「こしひかり」が思い浮かびますが、田んぼでは他にもいろいろな品種が組み合わせて作られているんです。 早いお米として知られている「こしいぶき」や、もち専用のお米、お酒専用の 米などなど、いろいろな品種を組み合わせることで、田植えや収穫の忙しい時期を分散させて、一人の農家さんがたくさんの面積を作ることができるのですね。

じっくり観察すると、田んぼによって、背丈や色合いが微妙に変わっているのがわかります。
今の季節は、緑のグラデーションがとってもキレイです。