長岡の食材 2017-04-24T15:23:00+00:00

コシヒカリ発祥の地の米どころ。それぞれの地域にあった農法で、おいしい米づくりにこだわっています。転作で本格的に始まった大豆栽培は、長岡農業の柱のひとつ。2年連続で農林水産大臣賞を獲得している凄腕農家さんが集まる地区もあります。そして、夏は蒸し暑く、冬は雪深い気候で育まれる野菜の数々。個性的な野菜も、定番の野菜も、長岡で採れたものはやっぱり、おいしい。地場の野菜は、地元の直売所やスーパーの地場産コーナー、飲食店、学校給食でも提供されています。

どんな気持ちで作っているのでしょう。地元で野菜を生産・販売している農家さんの声を少しだけ紹介します。

野菜を直接納入する地元スーパーや直売所で、お客さんが名前をみて野菜を選んでくれるのが励みになる。喜んでるお客さんの顔を思い浮かべて、毎日野菜と向き合っています。

ナカムラ農産(株)代表中村さん

家の田畑と工房の仕事をしながらあちこちイベントに出店して手造りみそや漬物を売っています。[おいしい]って言われたら嬉しくてドンドン造ろう!って気になるね。

里山かあちゃん工房のみなさん

本物の味を提供したい気持ちで野菜や米を生産し直売もしています。子供達の為に遠方から買いに来たという話を聞くとやりがいがあります。選ばれるものを作っていきたい。

清造農園さん

中越地震のとき食べ物が近くにある心強さがありました。そうゆうのを守るのが地元の農業かと思います。子供達の世代も地元のものがちゃんと食べられるようにしたい。

駒村さん

コシヒカリ発祥の地、米どころ長岡。それぞれの地域に合った農法で、おいしい米づくりにこだわっています。有機・特別栽培米生産量全国第1位、米の生産量(作付面積)全国第3位全国トップクラスの生産量を誇る米どころ長岡を支える生産者は、認定農業者で約1,100人。米作りをしている生産者は、なんと5,000人以上。長岡市の人口は273,881人なので、50人に1人以上が米農家なんです。市内では、子供たちが泥んこになって楽しむ「田植えまつり」や「稲刈りまつり」などの米作りに親しむイベントが開催されたり、多くの小学校5年生では、学校田を使った栽培授業があるほど米づくりが身近な地域です。

金匠について

毎年開催している長岡うまい米コンテスト、約300点の応募の中から選ばれた上位約20名の匠の技を持つ生産者による渾身の逸作「ながおかこしひかり 金匠」が誕生しました。

ほうっておいたらなくなってしまう野菜 だから 地元で食べて応援しよう

長岡野菜の多くは、長岡の家庭で食べられる郷土料理に欠かせない野菜です。「長岡野菜」の始まりは、長岡野菜ブランド協会※の鈴木会長が卸売市場の社長だったころ、江澤さんという野菜界のレジェンドとの「なす談義」がきっかけだったそう。


「やっぱりなすは皮も実も柔らかいのがいいね。」「いえいえ、長岡には、蒸かしても歯ごたえのある、素晴らしいなすがあるんですよ。」「固いなす?!なすを蒸かすだって?!」
「そうですよ。長岡でなすといえば、「蒸かしなす」、巾着なすのことを言うのです。」なかなか納得しない江澤さんに、後日東京で試食をしてもらったところ、大絶賛。「長岡は城下町なんだから、ほかにも野菜があるでしょう。「長岡野菜」をやったらどう?」こんなやりとりから、長岡野菜がスタートしました。

現在は16品目が長岡野菜ブランド協会から認定されています。残念ながら、生産量が少ないものや作る人が減っているものもありますが、飲食店が積極的に長岡野菜を提供したり、市内の小学校で長岡野菜を学習したり、応援する輪も広がっています。長岡野菜は地域の宝もの、みんなで守り、育てていきましょう。

*長岡野菜は、長岡市内の生産者・消費者・農業団体や流通業者によって設立された「長岡野菜ブランド協会」により次の基準で認定された野菜です。

1.古くからあって長岡でしか食べられないもの
2.どこにでもあるけど長岡で作るとおいしいもの
3.新しい野菜だけど長岡で独特な食べられ方をしているもの

長岡野菜16品目

ずいき

里芋の一種「八つ頭」の茎。成長すると130㎝ほどになります。ゆでて酢を加えると鮮やかな赤に発色します。さっぱりした「酢ズイキ」は長岡では夏の定番。

食べ頃:6月中旬~9月下旬

糸瓜

一般的には秋になって果肉が糸状にしたものを食べますが、長岡では、初夏から旧盆ころまで、若いものを浅漬けにして食べます。シャリシャリした食感が楽しい。

食べ頃:6月中旬~8月下旬

巾着なす

絞った巾着なすのように、縦にしわが入った大きな丸なすで、直径10㎝、250~300gの大型になります。実はしっかり甘みのある果肉。ふかして味わうのが一番。長岡の夏を彩る代表格。

食べ頃:6月中旬~10月下旬

梨なす

小型のなすで、丸に近い卵型。水分を多く含んでいて、ギュっと握りしめると滴り落ちるほど。浅漬けとして食べるのに最適。長岡で「漬なす」といえば梨なすのこと。

食べ頃:6月中旬~9月下旬

かぐらなんばん

しわの寄ったゴツゴツした形が神楽面に似ていることから。肉厚で爽やかな辛みがくせになります。種と白い綿が特に辛いので料理するときは手袋をしましょう。

食べ頃:7月中旬~9月下旬

ゆうごう

夕顔が長岡弁でなまって、ゆうごうになりました。郷土料理の「鯨汁」にはかかせません。柔らかくてクセがなく、味のしみやすいのが特徴。

食べ頃:7月上旬~8月下旬

おもいのほか

薄紫色の花びらが美しい食用菊。しゃりしゃりとした食感で香りとほのかな甘みがあります。長岡では一度原種が途絶えましたが、新潟県園芸研究センターに保存されていた種から平成14年に里帰りが実現しました。

食べ頃:10月中旬~11月中旬

体菜

冬季に青物が不足する雪国で漬け菜として残ったもの。今では塩蔵体菜が主に流通しています。塩出しして煮る「煮菜」が一般的

食べ頃:11月中旬~12月中旬※塩蔵は2月末頃まで流通

里芋

「大和早生」や「土垂」などの品種が作られます。長岡地域の里芋はぬめりが強くおいしいと評判です。

食べ頃:10月下旬~2月末

雪大根

秋に収穫すべきところを敢えて雪の下にしばらく置いてから出荷するため、きめ細かで甘い大根に。煮物にも最適。

食べ頃:雪が降ってから2月頃まで

白雪こかぶ

その名にふさわしく、真冬の寒さによる強い甘みと、きめ細やかさは抜群。新鮮な葉も一緒にどうぞ。

食べ頃:12月中旬~1月下旬

だるまれんこん

肉厚でシャキシャキした歯ざわりが特徴。中之島地域の大口で生産されます。商品名は「大口れんこん」

食べ頃:10月中旬~4月下旬※8~10月には大口れんこんの早生品種があります。

八石なす

八石山のふもとの小国地域でつくられます。風の少ない盆地で、傷つきにく美しく育つなすは小国ブランドとして首都圏でも売られます。

食べ頃:7月~10月中旬

一寸法師

莢が小ぶりで、ちょうど一寸程度の大きさのため一寸法師と名付けられた。食味が優れており、茹で上がりの色が濃い鮮やかな緑で美しい。

食べ頃:9月15日頃から10日間程度

長岡菜

背丈は高く、茎は純白で太く体菜より小ぶり。体菜が在来の菜と自然交雑して白い茎を選びだすことによって成立したものといわれている。

食べ頃:11月中旬~12月中旬※塩蔵は2月末頃まで流通

肴豆

晩成の枝豆で、強い甘味と風味があります。茹でていると隣の家まで香りが届くといわれるほど。

食べ頃:9月下旬~10日間